北九州市の保健事業

こうぞの歯科医院は北九州市(八幡東区・八幡西区・小倉北区・小倉南区・戸畑区・若松区・門司区)の登録歯科医療機関となっております。北九州市が実施している歯科保健事業の各種検診を行っております。最新情報は北九州市の公式ホームページを御参照下さい。

現在妊娠中のお母様は、妊娠と虫歯妊娠と歯周病歯科治療時の注意の項目も併せて御参照下さい。

1歳6ヶ月児 及び 3歳児歯科健康診査

1. 概要

1歳6ヶ月児 3歳児歯科健康診査

お口の異常の有無を早期に発見し、保護者の方に適切な指導をするために、1歳6ヶ月児及び3歳児を対象に口腔内の診査を実施しています。

2. 対象

北九州市内に在住の1歳6ヶ月児、3歳児

3. 料金

無料

4. 受診方法

母子健康手帳に受診券が綴じ込まれています。

関連リンク

1歳6か月児・3歳児歯科健康診査 - 北九州市

フッ化物塗布

1. 概要

フッ化物塗布

表面にフッ化物を塗布することにより歯質を強化し、虫歯を予防することによってお子様のお口の健全な発育を促します。

2. 対象

北九州市内に在住の1歳6ヶ月児、3歳児

3. 料金

無料

4. 受診方法

対象児のいる家庭には、北九州市保健福祉局から受診券が送られてきます。

5. その他

フッ化物塗布受診券、母子健康手帳を御持参下さい。

関連リンク

フッ化物塗布- 北九州市

親子歯科検診

1. 概要

子供の虫歯予防は養育者の口腔内状況を改善することで予防効果が期待出来ます。そこで1歳6ヶ月児歯科健康診査と一緒に保護者の方への歯科検診を行い、保護者の方の口腔内状態の改善や虫歯予防に親子で取り組む意欲を高めることで、3歳児の虫歯ゼロを目指します。

2. 対象

1歳6ヶ月児健康診査のために来院した幼児1名につき、同行した母親等の養育者1名

3. 料金

400円(生活保護受給者は無料)

4. 受診方法

受診券を御持参下さい。

歯周疾患検診

1. 概要

歯周疾患検診

高齢期における健康を維持し、食べる楽しみを享受できるよう、歯の喪失を予防することを目的として行います。

2. 対象

北九州市内に居住する40歳、50歳、60歳、70歳の方

3. 料金

1000円(70歳の方及び生活保護受給者は無料)

4. 受診方法

対象者は北九州市保健福祉局から受診券が送られてきます。

関連リンク

歯周疾患検診- 北九州市

妊婦歯科検診

1. 概要

北九州市 妊婦歯科検診 実施医療機関

妊娠期間中に口腔内診査と歯科保健指導を行うことにより、妊婦の歯と口腔の健康の保持増進と胎児の健やかな発育を図ります。

2. 対象

北九州市内に居住する妊婦の方

3. 料金

無料

4. 受診方法

母子健康手帳と一緒にお渡ししている妊婦健診手帳に妊婦歯科検診の受診票を綴っています。

関連リンク

妊婦歯科検診 - 北九州市

妊娠と虫歯

妊娠すると歯が悪くなると言われていますが、お腹の赤ちゃんにお母さんのカルシウムがとられるからではありません。
その原因としては以下の理由が挙げられます。

  • ホルモンのバランスで唾液が減少し食べかすが残りやすいため。
  • 唾液が酸性に傾き、お口の中の細菌が増えやすいため。
  • 食事の回数が増えて、お口の中が汚れやすいため。
  • つわりなどで、歯磨きがしたくなくなるため。

妊娠と歯周病

妊娠性歯肉炎

妊娠中はホルモン(エストロゲンやプロゲステロンなど)の分泌が盛んになります。そのため、妊娠5~20週頃から歯肉が腫れたり、出血することがあります(妊娠性歯肉炎)。

しかし、必ずしも歯肉炎になるとは限らず、日頃からの歯磨きをしっかり行えば歯肉炎を防ぐことは可能です。出産後、ホルモンのバランスが落ち着くと治りますが、そのままお口の中を不潔にしておくと、歯周病へと進行してしまいます。

歯周病と早産

歯周病にかかっているお母さんは、未熟児早産や早産を起こす確率が高い』というのを聞いたことありませんか?
赤ちゃんはお母さんの羊水の中にある「プロスタグランジン」と言う物質が一定量になった時に生まれます。
ところが、歯周病原菌の一種が血管内に入ると、女性ホルモン量が3倍に増加し、羊水の「プロスタグランジン」が急激に増えて、一定量に早く達してしまう結果、子宮が収縮して早産を起こしてしまうのです。

歯科治療時の注意

妊娠中の歯の治療時期

  • 妊娠1ヶ月~(初期) …… 応急処置程度
  • 妊娠5ヶ月~(中期) …… 治療可能
  • 妊娠8ヶ月~(後期) …… 治療禁 (応急処置)
  • 産後1ヶ月~    …… 治療可能

レントゲン

レントゲンの強さは少量(防護用エプロン使用)ですので心配は要りませんが、不安な方は断っても構いません。

麻酔・薬

麻酔は通常の使用料であれば、母体・胎児共に影響は少ないです。薬は歯科医師と話し合った上で処方致します。